私は指の先を傷つける。小さな切り傷から鮮血があふれ出す。
山崎「飲みたくないと言っているのに君は……血のにおいを嗅いだら、もう自分を止められないんだ……」
山崎さんがそう呟くと同時に私は勢いよく腕を引っ張られ、気がつけば山崎さんの膝の上に座っていた。両肩にはぬくもりを感じ、そして指先からはくすぐったい感覚が伝わる。
私の耳に山崎さんの心の鼓動が聞こえてくる。その速さが何故か私は心地よいと思った。そして……
山崎「村君!雪村君!」
千鶴「あれ?」
そこには羅刹の姿はなく、いつもの黒髪の山崎さんが私の名を呼んでいた。
千鶴「私、どうして……?」
山崎「やはり君は疲れているんじゃないか。急に眠ってしまうとは」
千鶴「眠っ……え!?私、眠っちゃったんですか!?」
山崎「ああ、そうだ」
千鶴「じゃあ、あれは夢?」
私は咄嗟に左指を確認する。微かに傷跡が残っている。間違いない、彼は羅刹になって、私が血を捧げて、山崎さんに引っ張られて……!?
徐々に思い出す恥ずかしい記憶。私の顔は真っ赤になった。
千鶴「あああの!大変失礼しました!」
山崎「いや、俺こそすまなかった」
千鶴「え?」
山崎「何でもない。そろそろ陣に戻ろう。君は疲れているのだからすぐ寝る事。いいな!」
千鶴「は、はい!」
吸血シーンはエロく……!
と頑張ってみましたが、これエロいのか?(苦笑)
しかも凄く伝わりにくい。どんな体制か分かります?
絵心があれば解説図描く事もできるんですが、残念ながら、さのとさんの絵は酷いです。
パースなにそれおいしいの?的な。
なんだろう、関節人形とか買ってくればいいのかな。マンガ描き用の奴(爆)
それにしても、ウチの山崎さんは千鶴の腕引っ張るの好きだな。変若水飲む時も腕引っ張ってたぞ。
多分、グイっと自分の胸に抱き寄せる感じが好きなんだと思います(爆)
どうでもいいですが、千鶴さん……山崎さんの用事が御手水だったらどうする気だったんだろう(爆)
伝わりにくいと思いますが、斎藤さんと仲良さげに話してる姿を見てるのが辛くて陣を離れたってことです。どこの小学生!天然通り越してもはや危ない人レベルです。聖域。
斎藤さんを使って山崎さんを嫉妬させようと考え書いたエピソードなんですが、やはり斎藤さんのキャラでは限界があった。こんな時に沖田さんや原田さんがいればなぁ・・・一気に着火させられるのに・・・。いやでも斎藤さん頑張ったよ。うん、斎藤さん頑張った。柄じゃない役、お疲れ様です!(笑)
そして斎藤さんにはもう一仕事頑張ってもらいますよ!(何)