千鶴「適任って……そんな!」
山崎「俺には君を守る技量も、資格もない」
千鶴「資格……?」
山崎「あの時、斎藤組長がいなければ君は……俺は命令に背いて戦いに出て……そんな俺に君を守り通すことなどできない」
千鶴「そんなこと……」
山崎「自信がないんだ。俺は君を傷つけてばかりだ。守るどころか君を」
千鶴「山崎さんがそんなこと言う方だとは思いませんでした」
山崎「な……」
千鶴「資格なんてなくたっていいじゃないですか。山崎さんが土方さんから命令されているのは私を守る事。山崎さんはいつも土方さんの命を忠実に守ってこられたではありませんか。土方さんが山崎さんに託した任務なんです。それなのに途中で投げ出すなんて……そんな方だとは思いませんでした」
山崎「雪村君……」
千鶴「土方さんは出来ないと思うような任務を与えるような方ではありません。自信がないなんて、そんな事言わないで下さい!」
私の瞳にはいつの間にか涙が溜まっていた。その姿を見て、山崎さんが戸惑っているのも感じられた。
山崎「……そうだな、俺はどうかしていたな。俺は何が何でも君を守り通す。それが、俺が変若水を飲んだ時に決意した事だったのを、忘れかけていた。……ありがとう、雪村君」
千鶴「あ、いえ、私こそ、恐れ多い事を言ってしまって、すみませんでした!」
私はなんて大胆な事を言ってしまったのだろう。羞恥と罪悪心で頭を下げた。
山崎「君は何も悪くない、顔を上げてくれ」
私が顔を上げると山崎さんは私の瞳に溜まった涙を拭いてくれた。
「俺が変若水を飲んだ時に決意した事だったのを、忘れかけていた」だとぉ……?
鈍感な千鶴さんは気付いていませんが、ここでポロっと山崎さんの本音(?)的なものが暴露されてるっていう。
土方さんに千鶴の護衛を命じられた時じゃないんだ。変若水飲んだ時なんだ。へぇ~(ニヤニヤ)
うん、なんか山崎さんのキャラがよく分からなくなってきた。
やっぱCD買うべきかな。山崎さんが酔っぱらうってマジですか?
新八っつぁんとお酒飲むとか新しすぎる\(^o^)/明日には買ってそうだ、怖いのぉ。
いや、もうこの手のCDは卒業したんだっと心に誓ったのですが、でもここでお布施しとけば、今後新しくゲームが出る時、新八っつぁんと山崎さんが優遇されたりするんだろうか?黎明録の土方ルートが山崎ルートだとかも聞くけど。ついに本ルート出現とか……無理かな?さのとのヘボイ捏造より公式でルート作ってほしいYO!新八っつぁんも大好きです。次回から7章です。